先日、私が参加した海外のカジノセミナーで、カジノゲームの中でも特に人気の高い「ルーレット」について、興味深い話を聞く機会がありました。
ルーレットは、見た目は単純なゲームに見えますが、実は奥が深く、またいくつかの重要なルールを知っておく必要があります。
特に重要なのは、禁止されている賭け方をしっかりと理解しておくことです。
というのも、知らずに禁止されている賭け方をしてしまうと、せっかく勝っても賞金を受け取れなかったり、最悪の場合はアカウントが凍結されてしまうことがあるからです。
この記事では、カジノのルーレットで禁止されている賭け方をわかりやすく説明するとともに、初心者でも実践できるおすすめの必勝法について解説していきます。
ルーレットで禁止されている5つの賭け方
まずは、ルーレットで禁止されている賭け方から見ていきましょう。
以下の5つは、現地のカジノでもオンラインカジノでも禁止されているので、必ず覚えておいてください。
NO MORE BET合図後のベット
「NO MORE BET」とは、ベットの受付終了を意味する合図です。
この合図が出された後は、新たなベットも、すでに賭けたチップの移動も禁止されています。
実は先日、あるカジノで隣のプレイヤーが、この「NO MORE BET」の後にチップを動かそうとして注意を受けている場面を見かけました。
公平性を保つために設けられているルールなので、必ず守るようにしましょう。
2ティアベット(両張り)
2ティアベットとは、勝率が約50%のマスに対して両方にベットする賭け方です。例えば:
- 赤と黒の両方に賭ける
- 奇数(ODD)と偶数(EVEN)の両方に賭ける
- 1-18と19-36の両方に賭ける
これらの賭け方は、一見すると確実に勝てる方法に見えるかもしれません。
しかし、「0」や「00」が存在するため、実は100%の勝率ではないんです。
オールダズン・オールコラムベット
オールダズン・オールコラムベットも、禁止されている賭け方の1つです。
私が以前、カジノディーラーの方に聞いた話では、この禁止ルールを知らなかったために、かなりの数のプレイヤーがトラブルに巻き込まれているそうです。
ダズンベットのエリアは以下の3つに分かれています:
- 1st:1〜12番
- 2nd:13〜24番
- 3rd:25〜36番
このダズンベットのすべてのエリアに賭けること、同様にコラムベットの3列すべてに賭けることは禁止されています。
ただし、2つまでのエリアに賭けるのは問題ありません。
オールナンバーベット
テレビでカジノを見ていると、たまに「すべての数字に賭ければ必ず勝てるんじゃない?」という質問が出てきますが、実はこれも禁止されている賭け方の1つです。
オールナンバーベットとは、ルーレットの0~36番(00も含めて)の38個すべての数字に賭けることを指します。
これは禁止されているだけでなく、実は賭けても必ず損をします。なぜかというと:
- 1つの数字への配当は36倍
- しかし、38個の数字すべてに賭けると
- 当たった時の配当は36倍の賭け金
- 結果として2マス分の損失が確定
という仕組みになっているからです。
ボーナススタッキング
ボーナススタッキングとは、複数のボーナスを同時に使って賭けることです。
これは、ルーレットだけでなく、オンラインカジノのすべてのゲームで禁止されています。
例えば、あるプレイヤーが入金ボーナスとウィークリーボーナスを同時に使おうとして、アカウントが一時的に凍結されてしまったという話を聞いたことがあります。
使おうとして、アカウントが一時的に凍結されてしまったという話を聞いたことがあります。
初心者でも実践できる!おすすめの賭け方3選
ここからは、私が実際にカジノで見てきた中で、特に効果的だと感じた賭け方を3つ紹介していきます。
マーチンゲール法
マーチンゲール法は、もっとも有名な必勝法の1つです。
競馬などでも使われる方法で、やり方は以下の通りです:
- 初回のベット金額を決める
- 赤・黒や奇数・偶数など、勝率50%のマスに賭ける
- 負けた場合は前回の2倍を賭ける
- 勝った時点でベット額を初回に戻す
ただし、マーチンゲール法には注意点もあります。
私が初めてこの方法を試した時、5回連続で負けてしまい、ベット額が予想以上に膨らんでしまった経験があります。
例えば、1ドルから始めた場合:
- 1回目:1ドル
- 2回目:2ドル
- 3回目:4ドル
- 4回目:8ドル
- 5回目:16ドル
というように、賭け金が急激に増えていってしまいます。そのため、この必勝法を使う際は、以下の2点を必ず守るようにしましょう。
- 最初に損失上限額を決めておく
- 連敗時は一度リセットする勇気を持つ
ネイバーベット法
次におすすめなのが、ネイバーベット法です。
実は先月、私がマカオのカジノを訪れた時、多くのプレイヤーがこの方法を使っているのを見かけました。
ネイバーベット法とは、ルーレットを4つのセクションに分けて、出目の偏りを利用する方法です。
上の図のように、それぞれのセクションには特定の数字が含まれています。
この賭け方のポイントは、最近出た数字のセクションに注目することです。例えば:
- Aセクションの数字が3回続けて出た場合
- 次もAセクションに賭ける
という具合です。理論上は4分の1の確率で当たるため、配当が高いストレートベットと組み合わせることで、大きな利益を狙うことができます。
2コラム2ダズンベット法
最後にご紹介するのが、2コラム2ダズンベット法です。
この方法は、私が長年カジノを取材してきた中で、最も安定していると感じた賭け方です。
2コラム2ダズンベット法は、名前の通り:
- 3つあるコラムベットから2つ選んで賭ける
- 3つあるダズンベットから2つ選んで賭ける
という方法です。実は先日、あるプレイヤーがこの方法で4時間ほど粘り強くプレイしているのを見かけました。
この賭け方の特徴は以下の通りです:
- 的中率が比較的高い
- 大きな負けが発生しにくい
- 少額の資金で長時間プレイできる
ただし、デメリットもあります。
それは、一度の勝ちで得られる配当が少ないということです。
大金を一気に稼ぎたい人には向いていないかもしれません。
カジノルーレットの必勝法【上級者向け】
ここからは、ある程度ルーレットに慣れた方向けの必勝法をご紹介します。
フィボナッチ法での攻略
私が最近のカジノセミナーで学んだ中で、特に印象的だったのがフィボナッチ法です。
これは有名な数列を使った賭け方で:
- フィボナッチ数列(1,1,2,3,5,8,13…)に従ってベット額を決める
- 負けるたびに数列の次の数字に進む
- 勝ったら数列を2つ戻る
というルールで進めていきます。
マーチンゲール法と比べると、賭け金の上昇がマイルドなので、初期資金が少なめでも実践しやすいという特徴があります。
シャッフルトラッキング
これは少し上級者向けの手法になりますが、カードのシャッフル方法を観察することで、ある程度カードの位置を予測する方法です。
ただし、以下の点には注意が必要です:
- カジノによっては禁止されている場合がある
- オンラインカジノでは使えない
- かなりの練習が必要
初心者が気をつけるべき3つのポイント
多くの初心者プレイヤーを見てきた経験から、特に重要だと感じる注意点を3つご紹介します。
最初は小さな賭けから始める
よく見かけるのが、初めから大きな賭けをして、あっという間に資金がなくなってしまうケースです。
実際に私が見たケースでは、100ドルを一度に賭けて、10分で全額を失ってしまった初心者プレイヤーがいました。
おすすめの始め方は:
- テーブルの最小ベット額からスタート
- 資金の5%以下を1回の賭けの上限とする
- 慣れてきたら少しずつベット額を増やす
負けを取り戻そうとしない
これは私自身も初心者の頃に経験したことですが、負けが込んでくると「この一発で取り戻そう」という気持ちになりがちです。
しかし、これが最も危険な考え方です。
先日もカジノで、5万円負けた後に一気に取り戻そうとして、さらに10万円を失ってしまうプレイヤーを見かけました。
冷静さを失うと、以下のような悪循環に陥ります:
- 焦りからベット額を上げすぎる
- 通常なら避ける賭け方をしてしまう
- 負けた時のダメージが大きくなる
勝ちすぎた時は引き際を知る
意外かもしれませんが、これが最も難しいポイントだと私は考えています。
というのも、勝っている時は「この流れなら、もっと勝てるはず」という思考に陥りやすいからです。
実は先日、あるカジノで驚くような光景を目にしました。
とあるプレイヤーが、約30万円の利益を出した後も勝負を続け、結果的にすべての勝ち分を失ってしまったのです。
これは珍しい例ではなく、実は多くのプレイヤーが陥りやすい落とし穴なんです。
勝っている時の心理状態は、以下のような特徴があります:
- 自分の運の強さを過信してしまう
- リスクに対して鈍感になる
- 「負けるはずがない」という根拠のない自信が出てくる
- ベット額が徐々に大きくなっていく
このような心理状態を「ウィナーズカーズ(勝者の呪い)」と呼ぶこともあります。
テレビ番組でカジノ特集を見ていると、このような心理状態に陥って大負けしてしまうプレイヤーが時々紹介されていますよね。
では、どうすれば良いのでしょうか。
以下のような具体的な基準を決めておくことをおすすめします。
- 資金が2倍になったら終了
- 例:5万円の元手なら、10万円になった時点で終了
- 欲を出して3倍を狙わない
- 1日の勝ち額の上限を決める
- 例:最初に「今日は3万円勝ったら終わり」と決める
- その金額に到達したら、絶対に続けない
- 大きな勝利を収めたら、その日は終了
- 例:1回の勝負で予想以上の勝ちが出た場合は終了
- 「この流れに乗りたい」という誘惑を断ち切る
- 時間制限を設ける
- 例:2時間経ったら終了
- 勝っていても負けていても、時間で区切る
- 定期的に休憩を取る
- 例:30分に1回は席を立つ
- 冷静な判断ができているか確認する
私の経験上、このような明確な基準を持っているプレイヤーは、長期的に見てもプラスの収支を維持できている傾向にあります。
特に、「時間制限」と「定期的な休憩」は、冷静な判断を保つ上で非常に効果的です。
よくある質問
ここでは、よく受ける質問についてお答えします。
- ルーレットで最も勝ちやすい賭け方は?
-
初心者の場合、赤・黒や奇数・偶数などの勝率約50%の賭け方がおすすめです。
配当は低めですが、安定して勝負を楽しめます。
- ルーレットが禁止されている国はどこですか?
-
一部の国では、ルーレットを含むギャンブルが全面的に禁止されています。
例えば、中東諸国やイスラム法を適用している国では、宗教的理由からギャンブルが違法とされています。
一方で、アジアやアフリカの一部の国々でも法律により禁止されています。
- カジノで特定のルーレットの戦略が禁止されることはありますか?
-
一部のカジノでは、明らかに不正な方法(例:デバイスを使用してホイールの動きを解析する行為)を用いることが禁止されています。
また、ディーラーと共謀して不正を働く行為も違法です。
合法的な戦略(例:マーチンゲール法)は基本的に許可されています。
- ルーレットで磁石や仕掛けを使うのは違法ですか?
-
はい、磁石やその他の仕掛けを使用してルーレットの結果を操作する行為は厳しく禁じられています。
これらの行為は詐欺とみなされ、重大な刑事罰を受ける可能性があります。
- ルーレットの出目を予測する方法は禁止されていますか?
-
物理的な方法で出目を予測する(ホイールの傾きを解析するなど)は、不正行為とみなされ、ほとんどのカジノで厳しく取り締まられています。
ただし、数学的な戦略や確率を利用する方法は合法です。
- ルーレットの賭け金に制限はありますか?
-
多くのカジノではテーブルごとに最低賭け金と最高賭け金が設定されています。
この制限を超える賭けをしようとする行為は、ルール違反とされる可能性があります。
- ルーレットでカウンティング(数字の記録)は禁止されていますか?
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ブラックジャックのカードカウンティングとは異なり、ルーレットの数字を記録すること自体は禁止されていない場合が多いですが、明確に許可されているわけでもありません。
一部のカジノでは、カジノ側がこの行為を嫌がることがあります。
まとめ:ルーレットを楽しむための大切なポイント
ここまで、ルーレットの禁止されている賭け方や、おすすめの必勝法について詳しく解説してきました。
実際のカジノを長年取材してきた経験から、以下の3つが特に重要だと感じています。
- 禁止されている賭け方は、アカウント停止などの重大なペナルティにつながるため、必ず避ける
- 自分のレベルに合った必勝法を選び、無理のないベット額から始める
- 「勝ちを追いかけない」「負けを取り戻そうとしない」という基本的な心構えを常に忘れない
結局のところ、ルーレットは「勝つためのゲーム」である前に「楽しむためのゲーム」です。
禁止されている賭け方を避け、自分に合った攻略法を見つけることで、きっと素晴らしいカジノ体験ができるはずです。