パチンコ界で話題のラッキートリガーとは?搭載の条件、機種別の情報も徹底解説!

パチンコ界で話題のラッキートリガーとは?搭載の条件、機種別の情報も徹底解説!

最近話題の「ラッキートリガー」について、仕組みや詳細を分かりやすく解説します。

本記事では、ラッキートリガーの基本から機種ごとの特徴、今後の展望まで幅広く取り上げます。

「仕組みなんて興味ない」と思う方もいるかもしれませんが、仕組みを理解することで次のようなメリットがあります:

  • 間違った情報に流されない
  • 怪しい攻略法に騙されない
  • 苛立ちや焦燥感を抑えられる

冷静な判断と正しい知識を持つことが、パチンコで勝つための鍵です。

この記事を通じて、ラッキートリガーへの理解を深め、さらに楽しいパチンコライフを送りましょう!

本記事を読んでわかること
  • ラッキートリガーとは
  • ラッキートリガー搭載の条件
  • ラッキートリガー:機種別の突入率
  • 今後導入が決まっているラッキートリガー搭載機
目次

ラッキートリガーとは

ラッキートリガーとは

ラッキートリガーとは、その名の通り、幸運な状態に突入するためのトリガー(引き金)を指します。

この性能は、従来の「上位RUSH」をさらに強化したもので、2024年3月から導入が開始されました。

これまでは「総量規制」の観点から、1回の当たりで得られる期待出玉は最大6400個に制限されていました。

例えば、「エヴァンゲリオン15」では、右打ち中がオール1500個の81%継続で設計されています。

この場合、平均継続数は約4連(6000個)であり、規制範囲の6400個以内に収まる仕組みでした。

「でも、一撃で1万発や2万発を経験したことがある!」と思う方もいるかもしれません。

それらは上振れ(運による連チャンの大幅増加)の結果であり、あくまでも規制範囲内での出来事だったのです。

2024年3月の規制緩和により、総量規制が6400個から9600個に引き上げられ、新たに「ラッキートリガー」という性能を搭載した台の開発が可能となりました。

この9600個という数値は、かつての1/399MAX機が導入されていた時期の規制と同じ水準です。

そのため、当時の圧倒的な出玉感がラッキートリガーで再現可能になったと言えます。

総量規制が約1.5倍に緩和されたことで、より高い出玉性能を持つ台が登場しています。

これにより、1回の大当たりで得られる出玉の期待値が大幅に上昇し、パチンコユーザーにとってさらなる興奮と魅力を提供しています。

ラッキートリガーはどんな機種なら搭載可能?

ラッキートリガーはどんな機種なら搭載可能?

ラッキートリガーが搭載されることで総量規制が9600個に引き上げられ、出玉性能が向上するという点についてはご理解いただけたかと思います。

しかし、すべての台にラッキートリガーを搭載できるわけではありません

ここでは、ラッキートリガーを搭載するために必要な条件について詳しく解説していきます。

Cタイムを搭載はできない

Cタイムは、これまでのパチンコ機種において出玉性能を底上げする特別な仕組みとして注目されてきました。

その最大の特徴は、右打ち終了後のヘソ1回転で約20%の演出成功時に再度右打ち状態へ戻れることです。

この仕組みによって、RUSHが終了しても再突入のチャンスが得られる点が魅力でした。

Cタイムのメリットは、総量規制6400個が上限である中で、一度終了したRUSHを初当たりとして再突入させることで、規制の範囲内で出玉性能を実質的に伸ばすことができる点です。

例えば、6400個を達成した後にCタイムを成功させることで、次の6400個を新たに獲得するチャンスが生まれます。

このように、Cタイムが総量規制を活用した仕組みであることがポイントです。

ラッキートリガー機では総量規制が9600個に緩和されており、これにCタイムが搭載されると9600個と9600個を繋ぐ仕組みが可能になってしまいます。

このような仕様では、一度の遊技で理論上1万発、2万発以上の出玉が狙える状況が頻繁に発生し、過度な射幸性を引き起こす恐れがあります。

その結果、ラッキートリガー機ではCタイムの搭載が規制上許可されていないのです。

獲得遊技球数の期待値を3200個未満にすること(初回含む)

ラッキートリガーを搭載するためには、獲得遊技球数(全平均期待出玉)3200個未満に抑えることが条件となっています。

ここでいう獲得遊技球数とは、「RUSH突入・非突入を含む全ての初当たりを考慮した平均出玉」を指します。

ラッキートリガー機は、総量規制9600個に対応する高い出玉性能を持ちながらも、過度な射幸性を抑える必要があります。

そのため、1回の初当たりから得られる平均期待出玉を3200個未満に設定し、長期的なバランスを取る設計が求められるのです。

ラッキートリガー搭載条件に「図柄揃い確率が1/200以下」という情報を耳にすることがありますが、これは厳密には誤解です。

ラッキートリガー機の平均出玉を3200個未満に抑える必要があるため、結果としてライトミドル(1/200程度)や甘デジが中心になったことが原因です。

現行のミドル機では、獲得遊技球数が5000個前後とされており、ラッキートリガー搭載条件を満たすには過剰な出玉を抑えるための特別な工夫が必要となります。

この背景から「1/200以下」が条件と広まったものと思われます。

ミドル機やそれ以上の高確率(例:1/319や1/399)の台では、ラッキートリガー搭載条件を満たすためにチャージ図柄を採用するケースがあります。

この仕組みによって初当たり後の出玉を分散させ、獲得遊技球数を3200個未満に調整しています。

一方で、2024年8月に導入された「e機動戦士ガンダムユニコーン 再来-白き一角獣と黒き獅子-」は、獲得遊技球数が2900個となっており、この条件をすでに満たしているため、チャージ図柄を採用する必要がありません。

ラッキートリガー到達率×ラッキートリガー期待値(初回を除く)を、総獲得遊技球数の期待値(初回含む)の1/2以下、スマパチは2/3以下にすること

ラッキートリガーに関する設計条件として、「ラッキートリガー到達率 × ラッキートリガー期待値(初回を除く)」を、総獲得遊技球数(初回含む)の1/2以下、スマパチでは2/3以下に抑えることが求められています。

この条件について、一つずつ分解して解説していきます。

【ラッキートリガー到達率】

「ラッキートリガー到達率」とは、初当たり100回中に何回ラッキートリガーに突入するかを示す割合です。

  • : ラッキートリガー到達率が18%の場合、初当たりを100回引いたうち18回がラッキートリガーに突入することを意味します。

これは単に振り分け(何%がラッキートリガーに当選するか)ではなく、実際の突入率を基に計算された数値である点が重要です。

【ラッキートリガー期待値】

「ラッキートリガー期待値」とは、ラッキートリガーに突入した場合の期待出玉を指します。

インターネット上で「LT期待出玉が1万発以上」と記載されている場合がありますが、これはラッキートリガー突入までの出玉も含まれているケースが多いため、注意が必要です。

総量規制の上限が9600個未満であるため、最大でも9599個が上限となります。

インターネット上で「LT期待出玉が1万発以上」と記載されている場合がありますが、これはラッキートリガー突入までの出玉も含まれているケースが多いため、注意が必要です。

【総獲得遊技球数の期待値】

「総獲得遊技球数の期待値」とは、初当たりを含めた全ての平均期待出玉を指します。

簡単に言えば、「1回の初当たりから得られる平均出玉」と捉えて問題ありません。

例:P緋弾のアリア ~緋緋神降臨~

全平均期待出玉約3100個3200個以下でOK
LT期待出玉約9300個9600個以下でOK
LT到達率約16.6%
LT到達率×LT期待出玉約1543個全平均期待出玉×1/2以下でOK
全平均期待出玉×1/21550個

「LT到達率 × LT期待出玉」の値が「全平均期待出玉の1/2(スマパチの場合は2/3)」以内に収まることが、ラッキートリガー搭載の条件となります。

スマパチでは、「全平均期待出玉 × 2/3」が条件に設定されており、この数値を超えない範囲で「LT到達率 × LT期待出玉」を調整することが可能です。

具体例:全平均期待出玉が3200個の場合

  • 全平均期待出玉(総獲得遊技球数): 3200個
  • スマパチの場合、基準値は
    3200個 × 2/3 = 2064個

この計算から、スマパチにおける「LT到達率 × LT期待出玉」の最大値は2064個となります。

この範囲内であれば、LT到達率を高めることが可能になり、プレイヤーがラッキートリガー突入を楽しめる設計が実現します。

P機・e機どちらでも搭載可能

ラッキートリガーは、上記3つの条件を満たすことで、P機でもe機でも搭載可能となっています。

これにより、従来のP機だけでなく、次世代型として注目されるe機にも柔軟に採用されています。

ラッキートリガー(LT)に突入しやすい機種5選!

ラッキートリガー(LT)に突入しやすい機種5選!

ここでは、ラッキートリガー(LT)に突入しやすい機種を厳選して5機種ご紹介します。

さらに、より分かりやすいようにLT到達率ではなく、LT突入確率で解説します!

【PLT OVERLORD魔導王降臨】

LT突入確率約1/1111

この機種は初当たりの振り分けと時短中の振り分けからラッキートリガー(LT)に突入する仕組みとなっています。

正確には、下位RUSH中の当たりのうち0.3%でもLTに突入する可能性がありますが、この確率はLT突入よりもさらに難しいため、主な突入ルートは初当たり時と時短中の当たりになります。

  • 初当たり時の突入率25%
  • 時短中の突入率33%

時短で引き戻しが成功すれば、LT突入のチャンスがさらに広がります!

【P緋弾のアリア~緋緋神降臨~ラッキートリガーver.】

LT突入確率約1/998

この機種では、ラッキートリガー(LT)に突入する条件は右打ち中に一度でも当てて継続させることです。

時短中でもRUSH中でも、継続させられればLT突入となるため、突入のハードルは比較的低いといえるでしょう。

さらに、初当たりの10%**でLT直行ルートも用意されており、運次第では一気に突入する可能性もあります!

【e花の慶次~傾奇一転~】

LT突入確率約1/787

この機種は、スマパチにおける全平均期待出玉の2/3以下という規制緩和後に登場したため、ラッキートリガー(LT)への突入率が向上しています。

具体的には、初当たり時の40.6%の振り分けでLTに突入するため、現行機種の中では最もLTへのハードルが低いと言えます。

LTへの突入を目指す方には特におすすめの機種です。

【P魔法少女まどか☆マギカ3】

LT突入確率約1/1051

この機種では、初当たりの**54%**で下位RUSHに突入します。その後のラッキートリガー(LT)突入は以下の流れで進行します。

  1. 下位RUSH中に「ワルプルギスの夜BONUS」を当てる
  2. ラウンド中に「ワルプルギスの夜」を倒すことができればLT突入。

「ワルプルギスの夜」の勝利期待度は約55%となっています。

そのため、下位RUSHを継続させながら、「ワルプルギスの夜BONUS」を引き当て、さらに「ワルプルギスの夜」に勝利する必要があります。

一見すると、下位RUSHでの継続や「ワルプルギスの夜」勝利など、突入までの条件が多く難しそうに感じるかもしれません。しかし、他のLT機と比較すると、突入のハードルは低めの設計となっています。

【P北斗の拳強敵LT】

LT突入確率約1/1054

この機種は、大当り確率1/99の甘デジ仕様となっており、初当たりの50%でRUSHに突入します。

その後、右打ち中の当たりの10%の振り分けでラッキートリガー(LT)に突入する仕組みです。

右打ち中の10%という振り分けは、一見すると低確率に感じるかもしれません。

この場合、実際のLT突入確率は約1/1054となり、そう簡単に引ける確率ではありません。

しかし、この機種が甘デジであることから、1日に何度も初当たりを引くチャンスがあります。

そのため、LT突入へのチャレンジ機会が多く、他の機種と比較すると突入のハードルは低めと言えるでしょう。

今後導入が決まっているラッキートリガー搭載機

今後導入が決まっているラッキートリガー搭載機

最後に今後24年11月以降に導入が決まっているラッキートリガー搭載機のご紹介をして終わろうと思います!

e ソードアート・オンライン 閃光の軌跡

 

12月2日に京楽さんより導入予定の「e ソードアート・オンライン 閃光の軌跡」!ずっと出る出ると噂が先行していましたが、ようやくの導入です!

大当り確率1/199.9。下位RUSH突入率は70%。RUSH中の大当りの30%でラッキートリガー突入!

上位RUSHはST115回でRUSH継続率は約90%!

Pフィーバー機動戦士ガンダムSEED LT-Light ver.

12月2日SANKYOさんより導入予定の「Pフィーバー機動戦士ガンダムSEED」!

大当り確率1/129.8、RUSH突入率は約36%。初当りの10Rはラッキートリガー発動。

Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア4 199ver.

2025年2月3日にSANKYOさんより導入予定の「戦姫絶唱シンフォギア4」。

大当り確率1/199.9のライトミドル機。

RUSH突入率(LT直行を含む)は約52%。LT継続率は86%。

この機種では、以下の条件でラッキートリガー(LT)が発動します:

  1. 初当たり時
    • 約1%の振り分けでラッキートリガーが発動
  2. RUSH中の大当たり時
    • 約20%の振り分けでラッキートリガーが発動

さらに、RUSH中に大当たりを2回獲得すると、ラッキートリガーが必ず発動する仕様になっています。

まとめ

まとめ

今回はラッキートリガーについての解説や、突入率、平均出玉などを詳しくご紹介しました。

ラッキートリガーの搭載条件が緩和されたことで、今後さらにスマパチでの導入が増えていくことが期待されます。

しかし、その一撃性能が魅力的である一方、突入できない場合は大きく負けてしまうリスクがある点には注意が必要です。

ラッキートリガー搭載機種では、ボーダー以上の台を打っていても収支のブレが大きくなりがちです。

一撃性に夢を見て追いかけるのも良いですが、負け込んだときは冷静になり、以下のような比較的安定感のある台を試してみるのも一つの方法です:

  • エヴァ
  • Re:ゼロ
  • 牙狼
  • 海物語

それでも、一度はラッキートリガーの圧倒的な一撃性能を体験し、コンプリート達成を目指してみたいものですよね。その夢を叶えるためにも、冷静な立ち回りと適切な台選びが重要です。

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この記事を書いた人

ギャンブル全般が大好きなサラリーマン。
パチンコ・パチスロ歴は10年。オンカジ歴は6年。
有益なギャンブル情報をブログで発信している。

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